大事に至る

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師匠の言葉。

「ニーチェは、一貫して自分らしい生き方をするには一事が大事と述べ、 一事には小さな習慣が大事だと説いています。

 

洋の東西に関係なく、あれもこれもでは駄目だという事でしょう。つまり、天才は別にして、一事もやれない人が、色々出来るわけがないのです。

ただ、ニーチェは、一事のことを為すには、小さな習慣が必要であると述べています。

習慣を身につけてこそ、「一貫した自分らしさ(天分の発揮)」が出来ると言うのです。

 

ニーチェは次のようにも述べています。

「私にとって、何よりも耐えがたいもの、本当に怖ろしいものは、 全く習慣がないという生活、たえず、インスタントを必要とする生活である」

 

インスタントで、「自分らしさ」はできません。一夜漬けで、深淵なものが体得できないように、自分自身を統御できない人は、「一事に打ち込めない」「小さな習慣を持てない」のです。

 

 

・・・今回も深いでんなー。

ほんまにそう思いますわー。

 

私も創業して今年で10年。その間出社してすぐに社内・外の掃除を続けてきて思います。

少しずつその行為が自分に溶け込んでくる感覚が生まれたことを思い出します。

今では呼吸をする感覚に近いです。誰のためにやるとか自分のためにやるとかということすらなく、ただ自然に身体と心がそうしている感じ。

 

ではそれが大した意味が無いのかといえば、とんでもなく、まさに呼吸に匹敵すると思います。

何も期待はしていないのに、いつのころからか近所の人が挨拶をくれるようになりました。

「いつもありがとうございます」 「ごくろうさまです」 「助かります」 ・・

 

ああ、何気ない行為が、小さな行為が、静かな行為が人に喜んでいただいている ・・・

この瞬間、掃除という小さな行為は「継続」することを持ってして私と地域の方々とを結びつける媒体となり、その後信用になり、生きがいにもなりました。

 

その一連のプロセスを体験させていただくことで、実はなんにでも当てはまるという気づきまで頂けた事。 これは本当に、身体として呼吸が必要なように、心として人と自分に与え続ける継続行為が必要だと思えるのです。その継続行為を通して垣間見えてくる世界こそが、ニーチェのいう「大事」ではないでしょうか?   それこそが自分らしい、本来の自分の役割や仕事ではないでしょうか?

 

 

自分のために始めるのだが、少しでも人にとってもありがたい行為。

 

そんな小さな行為を一つ見つけて、続けてみません?

 

 

 

 

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